年々増加傾向にある火災警報機の設置状況

もしもの時に備えて設置しておくと良いのが住宅用の火災警報機です。
普段はあまり意識していない方も多いかもしれませんが、やはり火災要警報機は万が一のトラブルの時には役立ってくれるので、準備を万全にしておきたいところです。
消防庁の調査によると、住宅用の火災警報機は年々導入する家庭が増加している傾向にあり、万が一に備えての準備をする家庭が増えていることが分かっています。
そして、発生している住宅火災も年々減少傾向にあるので、火災警報機の意味があると言えます。

もちろん火災警報機だけで住宅火災が減少している理由を全て語ることはできません。
ですが、火災警報機の導入が多くの方も火災予防への意識が高まるきっかけになっていると言えるでしょう。

ただ、こうした火災警報機の導入はとても良いことでもありますが、実は注意しておくべきこともあります。
それは交換です。
火災警報機は年月が経ってくると劣化もしてくるので、定期的に点検や交換をする必要があります。
特に10年以上の長い年数が経っている場合、もしもの時に役立たないこともあるかもしれないので注意する必要があります。
これを機会に一度自宅の火災警報機を見直してみるのもおすすめです。

参考:住宅用火災警報器を設置しましょう!

動作確認をしてみよう

火災警報機を導入してある程度の期間が経っている場合、動作確認をして点検をしてみましょう。
火災警報機は紐が付いていることが多いですが、紐を引っ張ってみると点検をすることができます。
周りに迷惑がかからない時間帯を見計らって確認するようにしましょう。
紐を引っ張り、きちんと警報機が鳴れば正常です。
逆に紐を引っ張ってみても何も起こらなければ、中に不具合が生じている可能性があるので、修理や交換をしてもらう必要があります。

壊れていなくて電池が切れているだけの可能性もありますが、ここは火災警報機を扱っている業者に相談してみると良いでしょう。
問い合わせをすると点検を改めて行なってくれて、適切な提案を行なってくれます。

東京都の場合は

東京との場合は平成18年の6月から住宅やアパートには火災警報機を設置することが義務づけされました。
そのため基本的には警報機が全ての住宅にあるはずです。
それよりも前に導入している方もいるため、そろそろ10年経つという方も多いはずです。

もちろん東京だけでなくその他の地域の方もぜひ一度チェックして万が一のトラブルの際に備えておきましょう。
火災警報機を意識することはあまり普段なくて、あまり気が進まないかもしれませんが、少し手間をかけてきちんと準備をしておくと、後々大きく役立ってくれることもあります。
起こってからでは遅いことなので、ぜひ気をつけてみてくださいね。