浴槽に付いた「青い線」その正体とは?

浴槽にできる青い線の原因は?

浴槽の水面が溜まる当たりに、青い線ができていませんか。
新築住宅やマンション、バスルームのリフォームをしてピカピカの浴槽なのに、なぜか青線が付着してとれないという事例が、多く報告されています。

この青い線の正体は銅石けんと呼ばれるものです。
銅石けんとはお風呂の配管などから溶け出した銅イオンが、浴槽に付いた湯あかに反応してできる青い物質のことをいいます。

銅石けんはほんの僅かな銅イオンが混ざっただけで発生します。水質や水温、配管の設置条件など環境によって異なりますが、浴槽をはじめ水回りでよくみかける物理的な現象です。

銅イオンだけでは青い線は現れません。
しかし、銅イオンが水あかに反応すると銅石けんとなり、これが空気に含まれると酸素や炭酸ガスと結合すると、青い線となって現れるのです。

特に固形石けんや洗顔石けんに含まれる脂肪分は、銅イオンに強力反応する性質があります。
逆に、ボディーシャンプーには銅イオンはとんど反応しません。
固形石けんを使っている方は、液体のボディシャンプーに変えてみるのもおすすめです。

青い線が人に有害なのではと不安に感じるかもしれませんが、安全面での影響はありません。
銅は食品にも含まれていますし、何よりも人の血を作るのに欠かせない成分です。
それに銅石けんに含まれる銅の量は、ごくごく微量です。
水道水の水質基準では、1リットルに1.0ppm以下と決められており、給湯機に含まれる銅の量は0.2ppmから0.4ppm程度です。
なお、食品から摂取する銅の量は、大人で一日に平均3mg必要といわれています。
浴槽に現れる青い線に含まれる銅は、衛生上全く問題ありません。

青い線を防ぐ方法

それでも、青い線が浴槽にくっきりと浮かび上がっているのは見た目も悪いですし、何となく気持ち悪いですね。

銅石けんを防ぐためには、浴槽や浴室、洗面所などの水回りを毎日洗って、体から分泌される脂肪分や石けんの脂肪分を取り除くことが大切です。

また、入浴時にバスタブにいきなり入るのではなく、まず体を洗って垢を洗い流し、石けんやシャンプーもしっかりと洗いで体に成分が残らないようにしてからバスタブに浸かるようにしましょう。

青い線を取り除く方法

青い線は住居用の洗剤などでこすると簡単に落ちます。

市販のものでは、花王の住居用洗剤マジックリンをスポンジにつけてこすってみてください。
浴室用の洗剤は洗浄力は、あまり強力ではありません。
ですから台所洗剤など、洗浄力が高いものを使いましょう。
また浴槽用の洗剤では、リンレイが販売している速効湯アカ分解も銅石けんを落とすのにおすすめです。

浴槽の青い導線防止は、小まめに掃除して石けん分や湯あかを付着させないようににすることが大切です。