隣人がうるさいときの対処法

集合住宅で最も多い住民トラブルが「音」

他人同士が同じ建物の中で生活をする集合住宅においては、日常的にトラブルが発生しています。
トラブルの原因は非常に多種多様ですが、その中でも飛び抜けて報告件数が多いのが騒音に関するものです。
騒音トラブルが面倒なのは、その他のトラブルと異なり目に見えた解決ができないという点です。

その他の住民トラブルの例としては、ゴミの捨て場所やニオイに関すること、共有部分の不正利用、タバコのポイ捨てなどの危険行為、車の停め方に関することなどがあります。

これらは管理会社やひどい場合は警察に訴えることにより原因になる人に注意をして改善をしてもらうことができます。
どうしても行為が改められないという場合には管理人やオーナーの意向により退去を勧告することもあります。

騒音トラブルの場合も例えば夜中に大騒ぎをするような人や、違法改造をしたバイクや自動車を家のすぐ近くで乗り回すような極端な場合は同じように管理人や警察に解決を依頼することができます。

しかし多くの騒音トラブルはそうした迷惑行為ではなく、「上階の人の足音や扉の開け閉めがうるさい」「子供の鳴き声がする」「水の流れる音がして眠れない」などといった誰かの責任にすることが難しい問題であったりします。

仮に数値的に騒音を抑えることができても心理的に一度「うるさい」と認識をしてしまうと気になってもう仕方がなくなるということもよくあるので、根本的な解決ができないことも珍しくありません。

もし自分がうるさいと感じたら

もし自分が集合住宅に生活をしていて周辺の騒音をうるさいと感じたら、まず最初にすべきことは管理人への相談です。
ただしその騒音は本当に常識的な範囲のものであるかを今一度振り返って考えることも必要です。

大切なのはいきなり本人に苦情を伝えるのではなく、管理人を通して間接的に伝えてもらうようにするということです。
同じような建物であっても音の伝わり方はそれぞれの構造によって異なることもよくあるので、音を出している本人もそこまで周囲に大きく伝わっていることを理解していない可能性があります。

騒音トラブルが住民同士の深刻なトラブルに発展するケースの多くは、直接迷惑であることを伝えたことを発端にして、そこから嫌がらせや暴力行為に進展しています。

なので決して直接本人と関わりを持とうとせず何度も苦情として管理会社や大家さんに訴えるようにしましょう。
それでも全く解決する気配がないなら、最寄りの警察署に言って注意をお願いすることもできます。
違法改造のような明らかな犯罪でない限り警察に取締をしてもらうことはできませんが、それでも警察官から直接注意を受けるというのはかなりのインパクトです。