住まい探しには最適な時期もある

これから住まいを探そうと思っている方は、その時期にも気を付ける必要があります。
多くの方が思い立ったら物件を選ぶという風にしてしまいがちですが、時期を選ぶことでより希望に合った物件も探しやすくなります。

ここでは物件探しの時期について詳しく解説していきます。
ぜひ参考にして、今後の物件探しの際に合わせて考えてみて欲しいと思います。

物件探しの時期について

物件探しの時期は大きく5つに分かれます。
まずは1月から3月の3ヶ月間ですが、この時期はもっとも物件探しがしにくい時期だと言えます。
3月や4月は新生活が始まる時期です。
これに合わせて駆け込みで物件探しをする方も多いので、どの地域も混み合っていることが多いです。

特に都市部や大学周辺などの地域は空きがないことも多いので、予定が決まった時点で早めに動き出すことをおすすめします。
早めに予想して準備することで、混み合う中でも最適な物件を探すことができます。

次に4月、5月です。
ここは新生活が一旦落ち着いて、物件を探す方も少し少なくなる時期です。
不動産業者の方も比較的じっくりと対応してくれて、探しやすい時期だと言えます。
ある程度タイミングを見て決められる方はこの時期に検討することをおすすめします。
あまりお客さんが入らない時期でもあるので、ある程度の交渉が利く場合もあります。

6月から8月は中程度の需要と言える時期です。
9月には会社員の方は異動がある場合があるので、それに合わせて引越しなどを検討する方もいます。
春の時期よりは少し込みますが、冬の時期よりは落ち着いてはいます。

9月、10月は前述のように異動のタイミングなので需要が増えます。
学生向けの物件は比較的空きも多いですが、家族向けや単身者向け物件は空きが少なくなる時期でもあるので注意しておきましょう。

最後に11月、12月は秋の需要が少し落ち着き、夏の季節と同程度の需要となります。
ただし、タイミングが少しずれると3月に向けた需要が高い時期が近づいているため空きが減ってくる可能性があります。

時期ごとの特徴を把握して、住まい選びを

以上、時期ごとの物件の需要について解説してきました。
一年通して需要が安定している訳ではなく、物件は時期ごとの傾向によって大きく変わります。
あなたが引越しを検討しているタイミングがいつになりそうかを考えて、それに合わせて計画を立てることをおすすめします。
事前に計画を立てて引越しの準備を進めれば、いつでも希望の物件に住める可能性も高くなるはずです。

何事にも言えることですが準備はとても大切です。
ぜひあなたも後悔のないよう早めの準備をしてくださいね。