緑色を使ったインテリアコーディネートのコツ

緑が心理面に与える影響

緑色は草木の色ということで、青色に次いで自然界で多く見かけることができます。
植物の色である緑色は、自然や再生、生命の成長といった力強いイメージがあり人の心に強い癒やしの効果をもたらしてくれます。

オフィスや病院の待合室など緊張しがちな場所においては観葉植物をちょっと配置しておくだけでもかなり雰囲気が柔らかくなるので、積極的にインテリアとして導入されています。

古代より緑色は神聖な色として扱われてきた歴史があり、特に自然環境と宗教が強く結びついてきた国においては国旗のデザインに広い面積で使用しています。

中世ヨーロッパにおいては緑色は「毒」「不運」「悪魔の象徴」といった忌避される色として扱われてきた時期もありましたが、現在ではそうした印象も薄くなり世界的に愛される色となっています。

自然界にある緑色は自然植物の他に、ピーマンや葉物の野菜、抹茶、蛇や亀などの爬虫類の色です。
色相としては黄色と青色の中間色なので色そのものが持つインパクトはそれほど高くありません。
そのため緑を中心にコーディネートしたファッションやインテリアというのは比較的自己主張が弱く、おとなしいイメージでまとまる傾向にあります。

緑色をインテリアに使用する時のコツ

人に好きな色を尋ねたとき、かなり高確率で上位に入ってくるのが緑色です。
これはやはり自然の色という癒やし効果があるためであり、身近に緑色のものを置いておきたいという需要の高さを示しています。

緑色は人にリラックス効果を与えてくれることから、「平和」や「調和」といったイメージも与えてくれます。
選挙などのイメージ戦略が必要になる場面においてしばしば緑色が登場するのはそうした信頼感や謙虚さを色調によって演出することができるからです。

色としての自己主張があまりない緑色は広い範囲でインテリアとして使用しても違和感なく場になじむことができます。
グリーンのカーテンやラグマット、クッションといったものは既に多くの家庭で使用されているのではないかと思います。

また森林の色というイメージがあることから、水が流れる場所であるトイレも緑色は非常によくなじみます。
最近はDIYでトイレのカスタマイズをする人も増えているようですが、そのときに多く使用されるアイテムとして模造植物や鉢植えがあります。

調和と安心の色である緑は室内のどこに置いても違和感がありませんので、リビングやキッチンのような人が集まる場所でも、静かに過ごしたい書斎や寝室などどこでも問題なく使用可能です。

白や黒といった無彩色と組み合わせるのが最も簡単なコーディネートですが、自然界を意識してブラウン系と組み合わせることでより雄大な雰囲気を出すことができます。